手をぎゅーっと「痛い」と思うまで力強く握ってみてください。
痛くなくなるためには、何をすればいいでしょうか?
・・・「力を緩ればいいじゃん」
そうですよね。痛いなら、手放せば良い。手が痛いなら簡単に言えるけど、心が痛い場合だとそう簡単にはいきませんよね。
思い出すと胸が痛くなる・・・
あれを許すなんて絶対に無理!
あれがあったから、今の私があるんだ!
といった強く心に残っている辛い出来事・・・
なぜ、辛いのに握り続けるのでしょうか?
なぜ、手放そうとしないのでしょうか?
手放してしまえば、もう痛くないですよ?
Contents
活学はその「心がぎゅーっと握りしめている痛みを手放すこと」をお手伝いする学問です。
平たくいうならば、心理学、社会学、物理学、哲学の活力に特化した部分を切り抜き、混ぜ込んだ学問です。学問ということは、医学と同様、学べば誰でもできるということです。特定の人にしかできないのではなく、学んだ人全員が活力を取り戻すこと・生み出すことができるようになります。
では、活力とは何でしょうか?
魚を買うときを思い出してみてください。活きのいいものを選びますよね?人間も同じです。いかに活きの良さを感じさせることができるかです。選ばれる人というのは、そういう人なのです。活きの良さがあなたからにじみ出れば、恋愛はもちろん、仕事も友人関係もすべてうまくいきます。活力とはあなたのエネルギーそのものです。
最後に・・・
陽明学者の故・安岡正篤さんの「活学」とは関係ありません。オリジナルの学問です(商標登録中)。ですが、同じ名前を使わせていただくことに感謝申し上げるとともに、ここに敬意を表します。下記は、安岡正篤さんの「活学」について述べた「活眼・活学」の説明です。
目先で見るのと、長い眼で見るのとはどこが違うか。一面的ではなく、多面的に見ると、何が見えてくるのか。枝葉末節で見るのと、根本的に見るのでは、結果としてなにが変わるのか――。昭和という時代を生きた多くの指導者たちが、なぜ著者を人生の師と仰ぎ、その言葉を自らの指針としたのか。そのエッセンスが盛り込まれたのが、本書「活眼・活学」です。著者の論講のなかから、物の見方、考え方についての優れたものを選りすぐり、まとめあげた名著が、特別クロス表紙仕様の新装版として復刊。肉眼では見えないことが、世の中にはたくさんありますが、それを見抜く「心眼」をどう養い、自らの行動に活かしていくか。どのような書物からどう学び、自らの人生にどう活かしていくか。そうした人生の根本の学びが本書には具体的に語られています。なにか大切なことを置き捨てて、次の時代へと進みつつあるいまの日本、日本人への警世の書でもあります
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-69133-6