コロナ離婚、コロナ殺人とならないように！コロナで溜まるストレスの発散方法

コロナ禍はいつ終息するか先行きが見えず、ストレスを抱えているのはみな同じです。しかし、DV・モラハラの被害に遭ってしまったとき、現時点でもっとも悩ましいのは「逃げ場がない」ということです。少し頭を冷やせば、解決する夫婦間のストレスであれば、平時であれば実家に帰省したり、もしかしたら、数日ホテルや漫画喫茶に泊まったりしていれば解決したかもしれません。しかし、コロナの影響により、都心部から実家に帰省すると「コロナを、より重症化リスクの高い高齢者に拡散してしまうのではないか」という危険が示唆されています。そのため、DVの被害者と加害者がずっと同じ空間にいなければならない状況となってしまっています。

今までであれば、DV加害者がいない間に、SOSの連絡をすることができたかもしれません。しかし、コロナ自粛の影響により、DV加害者が出かけないため、常に加害者の監視の目があります。そのため、電話相談もしづらいのが現実です。「コロナDV」による暴力が子どもへ向いてしまったときにも、加害者の監視が常にある状況では児童相談所への相談しづらいでしょう。

コロナの感染拡大にともない、休校措置がとられています。子どもをずっと家に居続けさせることは、子どもにとってもストレスですし、親にとっても育児の負担の急増で大変なストレスとなるでしょう。幼い子どもに、現在のコロナの深刻さを理解させ、自粛をさせるのは困難だと思います。公園にはいつも以上に子どもがいて、何のための自粛かわからなくなっている人も多いでしょう。子どもへのストレスが、DV（家庭内暴力）・モラハラ・虐待の原因になってしまうとき、最悪のケースでは、その暴力行為は子どもへ向きます。「子どもがうるさくて仕事に集中できない」というストレスなどが典型例です。

様々なストレス発散方法が封じられている今、コロナのストレスや家庭でのストレスを乗り越えるのは簡単なことではないと思います。家でできる楽しみを見つけていくのが良いでしょう。ここでは、活学的ストレスの発散方法についてご紹介いたします。

まず、あなたが何に不満を抱いているのか書き出しましょう。「夫がうるさい」「子どもが自粛できずに、〇〇に行きたいと騒いでいる。今、やってないっつーの！」などと大味な意見ではなく、夫の何がどうしてうるさいのか詳細が認識できるように細かく書き出しましょう。そして、なぜそれが嫌だと感じるのかを内観しましょう。いつからそれを嫌だと感じるようになったのか、思い出してみましょう。思い出した出来事は「今」でも同じなのか考えてみることを活学ではおすすめしています。思い出せなかったとしても、あなたがどんなことにイライラしたりストレスを溜めたりするのか分かり、ご自分への理解が進むと思います。

冷たいように感じると思いますが、あなたの身の回りに起こることは、すべてあなたのために起こっていると活学では教えています。そういう夫、そういう子ども、そういう世の中を作り出したのはあなた自身です。すべてあなたが感じたくて、作り出した世界です。あなたが今、その状況下で学ばないといけないことがあるとしたら、どんなことでしょうか？

ストレスが溜まっている今、いつもよりあなたが求めていることがクリアに感じられると思います。自分が何を求めていたのか、自分の人生に必要なものは何かが見えやすいのではないでしょうか。コロナは落ち着くと信じて、ビジョンを描いてみるのも良いでしょう。ビジョンは、五感でありありと感じられるように描くと良いと活学では教えています。そのありたい姿にたどり着いたとき、周りはどんな状況なのか五感を使って説明できると良いです。

いかがでしたでしょうか。ただただコロナによるストレスを受け続けるのではなく、ご自分の成長のためにこの状況下を活かしてください。あなたはこのコロナ騒動で何を学びますか？精神がやられてしまうと、免疫力が低下してしまうので、どなた様も心身ともに元気にお過ごしください。お金の急減も体重の急増も後々挽回できると信じて、今は心身が健康なことに感謝して生き抜いていきましょう。