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なぜ愛されている気がしないのかを考えてみる
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「愛されている」とはどんなイメージですか？あなたが挙げたイメージが、上に挙げた例の裏返し（ツラいときに優しくしてくれる・会いたいときに会ってくれる・私が泣いているときには一大事のように扱ってくれる・夜遅いと見送ってくれる・返事をこまめにくれる・・・など)に通ずるのであれば、それは結局すべて「愛されている状態とは、私のために○○してくれること」だということです。
残念ながら、それは愛ではありません。活学では、愛とは、相手のことを自分のことのように想い、慈しむことだと定義しています。愛は何かをしてもらうことではありません。どれだけ自分のために動いてくれるか、友達に自慢したくなるようなことをしてくれるかを気にしているのは自己愛にすぎません。しかし、あなたが悪いのではありません。あなたが小さい頃から触れてきた、信じてきた愛が、愛ではなかっただけです。「あなたのことを愛しているなら、○○してくれるはずです！」なんて言うメディアや情報に溢れていたので、あなたは愛を勘違いして覚えてしまったのです。愛はもらうものではなく、与えるものだということを理解しましょう。
駆け引きをやめる
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「彼氏に○○してもらうためには・・・何をするべきか？」と計算しちゃっていませんか？「そんなことしないわ！」と怒る方もいるでしょう。しかし・・・「愛されるために」行動している部分がありませんか？愛されるために行動しているうちは愛ではありません。「自分がしたいからする！」というくらいシンプルなものが愛です。見返りを求めているうちは愛ではありません。見返りを求めているから、裏切られたときに「愛していたのに！」と怒るのではなく、「信じていたのに！」と怒るのです。つまり、愛していたのではなく、信じているに過ぎなかったということです。「こうすれば、愛されるだろう」という見返りを求めずに、ただ純粋に彼氏にしたいことをするのが愛です。愛されなくても、同じ行動を出来ますか？
自分自身の問題を解決する
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何十年も自分自身と付き合って生きてきたのに、意外に自分自身のことは見えないものです。「これはこうだ」と考える、あなた自身の考えは偏りがちです。違ったものが出てくると、自分以外の考えのものを「おかしい」「あり得ない！」と責めがちですよね。彼氏にする人はあなたと似た考えの人を選んでいるかもしれませんが、あなた自身ではありません。完璧に、あなたの求めていることを察知することが出来るはずがありません。あなたが欲しいのは、言いなりになる彼氏ですか？あなたのプラスになる行動をしてくれる彼氏ですか？彼氏は彼氏です。究極に言ってしまえば、彼氏自身もあなたが作り出している存在ですが、あなた自身ではありません。
何か物足りない！と不満に感じるのは、あなたの問題です。なぜ、彼氏に不満を抱くのか自分自身に聞いてみましょう。その不満は、本当に彼氏に向けられたものですか？同じ不満をあなた自身に感じていませんか？すべての出来事に意味があると活学では考えます。あなたが今の彼氏とお付き合いしているのも、あなたの人生であなたが気付きたいことがあるからです。恋愛は他者との最も深い交流です。彼氏との問題は、あなた自身の問題です。問題から逃げずに、向き合ってみませんか？
必要とされていることに気付く
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愛されていないと感じ「必要だと思われたい！」と必死になっていませんか？しかし、ちょっと待ってください。必要とされたいのはなぜですか？誰かがあなたを必要としなくても、あなたはあなたの世界で必要不可欠な人物です。あなたがいなければ、あなたの人生は成り立ちません。あなたの人生経験において必要だから、彼氏はあなたの世界に現れたのです。あなたの前だから、彼氏はそういう彼氏なのです。元カノの前では全く違った彼氏だったかもしれません。あなたがあなただからこそ、今の彼氏がいるのです。
あなたの人生経験で、今の彼氏が必要でなくなったときに別れは訪れます。反対に言えば、彼氏の人生においても、あなたが彼女として必要だからお付き合いをしているのです。彼氏の前にあなたがいるということだけで、あなたは彼氏に必要とされていいます。あなたの存在自体が必要とされていることに気付きましょう。どんなあなたでも良いのです。愛されることにそれほどの価値はありません。大切なのは、どれだけ愛せるかということです。
彼氏への不満を言葉にして、紙に書き出してみる
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気持ちを紙に書き出してみましょう。書き出すことは、あなたの心の奥底でくすぶっている感情を掻き出すことになります。あなたの中のモヤモヤを言葉にして、見えるようにしましょう。あなたが何に悩んでいるのか、何に不満を覚えているのか見てみましょう。書き出したものに、共通点はありませんか？
共通点があるならば、なぜ、そのように考えるようになったのか振り返ってみましょう。共通点がない場合は一つずつ、自分の気持ちと向き合ってみましょう。あなたの潜在意識に溜まったモヤモヤが、顕在意識の思いもよらないところで、要らぬ喧嘩・不仲を呼んでしまっています。彼氏と仲良く過ごしたいのに、愛されたいのに愛されていないように感じる羽目になっていたのは、すべてはあなた自身の心から生まれています。「なんで！？」と不満に感じることがあったら、まずは一人で紙に感情をぶつけて内観してみましょう。
まとめ
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いかがでしたか。「彼氏に愛されていない！」と不満に感じていたけど、本当はあなた自身が「彼氏を愛している」と自信を持って言える状態でないことがわかったのではないでしょうか？愛は与える喜びを感じるためにあります。「愛されたい」という見返りを求めているようでは愛ではありません。彼氏のことを愛しているのではなく、信じている状態に過ぎないと理解しましょう。そうすれば、自分ができない愛し方を相手に求めることはなくなるでしょう。
愛とは相手を自分のことのように思い、慈しむことです。互いに持っている愛が少ないのに、求め合い、奪い合っていませんか？
少ししか水の入っていない２つのコップで水を行き来させているようなものです。互いにがんばって分け与える行為を続けていると、総量はどんどん減っていきます。水を分け与える作業だって、何らかの拍子でこぼれていきますよね。蛇口から水を汲んでくればいいように、相手のコップから得ようとしている限りは総量は増えません。つまり、あなたが自分自身で愛を生み出せるようになるのが、一番愛を増やす方法です。コップから水がこぼれるくらい、あなたはあなた自身を愛していますか？愛せていますか？愛されていない気がするのは、彼氏からではなく、あなた自身からなのではないですか？
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